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2001年12月06日 一食平和基金第4期資金助成先発表

立正佼成会一食平和基金の平成13年次第4期資金助成先が、このほど同基金運営委員会(委員長・松原通雄渉外部長)から発表されました。支援先は2件。計395万円が充てられることになりました。今回をもって本年次の資金助成は終了。本年次は合計46のプロジェクトに、総額8185万円が支援されました。

支援される2件のプロジェクトは双方とも継続して資金助成を行っているもの。「UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)」は、レバノンのパレスチナ難民を対象に看護士養成のためのプロジェクトを行っています。国籍を持たず、就労が困難な難民たちに3年間の看護教育を行い、その後、病院や保健センターでの就職を斡旋しています。このプロジェクトに295万円の支援が決定されました。
一方、「アジア太平洋資料センター」は、東ティモール国内で復興に向けた活動を展開。自助自立を目的としたワークショップを開催し、新しい国づくりのための人材育成を進めています。この活動に100万円が支援されることになりました。
今回の支援をもって平成13年次の一般助成(国連支援助成、災害等緊急支援を含む)はすべて終了。8185万円がアジア、アフリカ、中東地域などで実施されている46のプロジェクトに充てられました。

(2001.12.06記載)