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2012年06月27日 WCRP日本委 第2回評議員会 庭野会長があいさつ


(写真提供・WCRP日本委)

WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会は6月27日、公益財団法人移行後、第2回の評議員会を京都市の浄土真宗本願寺派宗務所伝道本部(龍谷山本願寺境内地内)で開催、評議員8人と監事らが参加しました。立正佼成会から、同委員会会長(評議員会議長)の庭野日鑛会長が出席しました。

会議では、杉谷義純理事長(天台宗寛永寺円珠院住職)、庭野会長のあいさつの後、議事に移り、第2回理事会を経て上程された「平成23年度事業報告」「同決算」「女性部会『いのちについてのアンケート』第2次調査」の実施について審議され、それぞれ承認されました。また、「定款の変更」についても決議されました。
第2回理事会からの報告では、平成24年度の総合テーマ『共にすべてのいのちを守るための祈りと行動』とサブテーマ「宗教者としての東日本大震災の復興に向けた支援」「原子力エネルギーと文明のあり方・生き方について、宗教者として問い続ける」「東アジアと中東地域の宗教者との交流」を提示。「核兵器廃絶・軍縮」「国連ミレニアム開発目標(MDGs)」「平和教育」に関する三つのタスクフォース(特別事業部門)の新設が発表されました。
このほか、東日本復興支援事業、平和研究所、女性部会、青年部会の活動などが報告されました。最後に、会場を提供し、会議の受け入れに当たった浄土真宗本願寺派の橘正信総長があいさつしました。
会議参加者は評議員会に先立ち、浄土真宗本願寺派宗務所所務部の東森尚人部長の案内で本願寺の阿弥陀堂(本堂)と御影堂に参拝。会議終了後には、国宝の書院、唐門、飛雲閣などを見学しました。

(2012.07.06記載)