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2012年06月22日 絶対非戦の誓い新た 新宗連青年会「沖縄慰霊平和使節団」

新宗連青年会(新日本宗教青年会連盟)の「第4回沖縄慰霊平和使節団」(団長・内島康親青年会副委員長=思親会青年部長)が6月22日から26日まで実施されました。立正佼成会を含む加盟4教団から10人が参加しました。

同使節団は、第二次世界大戦で国内唯一の地上戦が行われた沖縄を訪れ、平和の大切さ、いのちの尊さを学び、世界平和、絶対非戦の誓いを新たにするもの。また、今年は沖縄が本土に復帰して40周年を迎えたことを踏まえ、米軍基地移設問題など沖縄県が抱える課題や現状などを学ぶことも目的に掲げられました。
一行は22日、本会沖縄教会で結団式を開催。次いで、『沖縄戦と基地問題について』をテーマに学習会を行い、戦争体験者が沖縄戦の実情、さらに米軍占領時代を経て日本に復帰後も米軍基地を多く抱えてきた今日までの歩みを説明しました。
23日には、糸満市摩文仁の平和祈念公園を訪問。「沖縄全戦没者追悼式」(沖縄県主催)に参列したあと、金光教那覇教会主催の「南冥之塔慰霊祭」に出席しました。
24日は、平和祈念堂、国立沖縄戦没者墓苑で慰霊祭を挙行。ひめゆりの塔や糸数壕(ごう)などを訪れました。
25日、渡嘉敷島に移動した一行は、集団自決跡地、白玉之塔で犠牲者に慰霊の誠を捧げました。

(2012.07.06記載)