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2012年07月07日 「一食研修ツアー~バングラデシュ先住民支援事業~」事前学習会

「一食研修ツアー~バングラデシュ先住民支援事業~」(団長=森康年大垣教会長、社会貢献グループ主管)の事前学習会が7、8の両日、事務庁舎をはじめ本部施設で行われました。10月19日から30日まで同国を訪れる会員11人が参加しました。

学習会では、立正佼成会一食平和基金運営委員会事務局長の保科和市・社会貢献グループ次長のあいさつに続き、『一食を捧げる運動の精神』と題し、根本昌廣外務部長による研修が行われました。「同悲・祈り・布施」という同運動の精神は「一乗」の教えに基づいていると強調し、「一乗とは二元論的な考えではなく、相手との違いを認め、尊重していく考え方」と述べました。
このあと、庭野平和財団のスタッフが『南アジアプログラム(バングラデシュ先住民支援事業)について』と題し講演。「一食を捧げる運動」の浄財を基に、同財団が世界で最多の貧困者を抱える南アジアで、8年前から貧困の削減に取り組む同プログラムを紹介しました。
その上で、プログラムの一環としてバングラデシュ北部・マイメイシン県に暮らすモンゴル系先住民ハジョン族への支援に言及。人口の多数を占めるベンガル人の入植や軍の圧力を受け、土地や財産を奪われてきた状況を挙げ、現地NGO(非政府機関)のSARA(農村振興協会)と協働で進めている活動を説明しました。

(2012.07.13記載)