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2001年12月12日 庭野会長、英国国教会のカピー司祭と懇談

英国国教会司祭のファーガス・カピー師が12月12日、立正佼成会を訪問、庭野日鑛会長と法輪閣で懇談しました。カピー師は、ロンドン諸宗教者センター所長、WCRP(世界宗教者平和会議)英国委員会議長を務めており、諸宗教対話の現状を見聞するため、3カ月間をかけて、アメリカ、韓国、日本の宗教団体などを訪問しています。

庭野会長との懇談の席上、カピー師は、立正佼成会の宗教協力が、アジアの中でどのように行われているのかを質問。庭野会長は、「WCRPの創設に携わった開祖の教えを皆さんと共に継承させて頂いています」とした上で、ACRP(アジア宗教者平和会議)や「中国・韓国・日本仏教友好交流会議」について説明。特に日中韓の関係に触れ「開祖が40年以上にわたり交流を続けてきた趙撲初先生は、中国と韓国と日本の関係を『黄金の絆』と言われ、仏教を通してより強固なものにしようと3カ国の対話を提案されたのです」と語りました。
またカピー師は、9月11日の米国同時多発テロ事件について質問。庭野会長は、10月に米国・ニューヨークで行われた「諸宗教指導者による宗教シンポジウム」を振り返り「今後もWCRPを通して対応していきたい」と述べました。

(2001.12.20記載)