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2012年10月05日 WCRP日本委「第3回理事会」 公益目的、新規特別事業など検討

公益財団法人WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会の「第3回理事会」が5日、京都市東山区の北法相宗大本山音羽山清水寺大講堂で開催され、理事17人が参加しました。立正佼成会から同理事の渡邊恭位理事長、国富敬二東京教区長が出席しました。

理事会では、杉谷義純理事長(天台宗寛永寺円珠院住職)の開会あいさつに続き、人事案、内規案が審議されました。また、平成24年度の総合テーマ、サブテーマに基づく公益目的事業や、新規特別事業部門(タスクフォース)の事業の詳細を検討。この中で、『原子力エネルギーと文明・生き方』をテーマにした学習会、東アジアや中東地域の宗教者との交流プログラム、今月、日本で48年ぶりに開催されるIMF(国際通貨基金)・世界銀行の年次総会に合わせて行われるMDGs(国連ミレニアム開発目標)に関する市民社会プログラムの後援事業などが承認されました。
さらに、東日本復興支援事業の追加補正予算を審議。今年5月、同委員会が開催した「復興のための宗教者円卓会議」で寄せられた被災地からの提言を踏まえ、心のケア、地域コミュニティーの再構築、社会的弱者への支援などに対する予算が承認されました。
このあと、報告事項に移り、WCRP世界大会やACRP(アジア宗教者平和会議)大会に向けた準備状況、WCRPミャンマー委員会の設立(9月)、ASEAN(東南アジア諸国連合)地域諸宗教ネットワークの設立(9月)などが伝えられました。

(2012.10.14記載)