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2013年05月05日 大宮八幡宮「御鎮座九百五十年式年大祭」  庭野会長 直会で祝辞

東京・杉並区の大宮八幡宮で5月5日、「御鎮座九百五十年式年大祭」当日祭が行われ、庭野日鑛会長が拝殿で玉串を奉てんして拝礼し、境内の清涼殿で行われた直会(なおらい)で祝辞を述べました。渡邊恭位理事長、国富敬二・杉並教会長、酒井教雄顧問らが出席しました。

祝辞に立った庭野会長は、「大和(だいわ)・調和」を国づくりの礎としてきた日本文化に言及し、「互いに思いやり、支え合い、共に生きるという日本人の源流ともいえる精神性は、世界に誇るべきもの」と話しました。その上で、人と人との善き縁を「結び」と表現することに触れながら、「互いにより良い結びを実現し、大和・調和の精神に根ざした社会、国家、世界に向け、貢献したい」と、宗教者としての願いを述べました。
祭典は、神社本庁の田中恆清総長(石清水八幡宮宮司)ら神社界をはじめ関係者ら約200人が参集して行われました。鎌田紀彦宮司が祝詞を、献幣使の田中総長が祭詞をそれぞれ奏上したあと、神楽、舞楽が奉奏され、玉串拝礼が行われました。
同宮は平安時代中期の1063年、源頼義公が京都の石清水八幡宮から御分霊を受けて創建したと伝えられています。立正佼成会本部周辺の氏神にあたり、庭野会長は毎年元旦に参拝しています。なお式年大祭では、佼成雅楽会、佼成学園中学・高等学校吹奏楽部が演奏を奉納しました。

(2013.05.12記載)