News Archive

2013年08月19日 第七百三十一回波木井山川施餓鬼法要

庭野会長は8月19日、波木井山円実寺(岩田日見住職、山梨県南巨摩郡身延町)で行われた「第七百三十一回波木井山川施餓鬼法要」に佳重夫人と共に参列し、午前、午後の部で法話を述べました。渡邊恭位理事長ら教団役職者をはじめ、50教会から約1200人の会員が参加しました。

円実寺は、鎌倉時代、波木井城の城主・波木井公(南部六郎実長公)が日蓮聖人に寄進したことで知られています。庭野日敬開祖、長沼妙佼脇祖が寺の再興を申し出て以来、交流が続き、近年は、庭野会長が川施餓鬼法要に参列しています。
法要は、午前の部(25教会から623人が参加)、午後の部(25教会から600人が参加)の2回行われました。読経、参列者代表の焼香などに次いで、執事の筒井治稔(じねん)師があいさつ。このあと庭野会長が法話に立ちました。
庭野会長は、「この世に人間として生を享(う)け、法華経という尊いみ教えの縁に結ばれたことに感謝したい」と法要に参列した意義を説きました。
また京都の龍安寺のつくばいに「吾・唯・足・知」(われただ、たるをしる)の文字が刻まれていることを紹介。「私は、ただ満足することだけを知っている」という意味合いを解説した上で、「幸せになる根源は、この『足るを知る』『知足』ということにあり、釈尊が後世の私たちに伝えてくださった本当に大事な教え」と述べました。

(2013.08.23記載)