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2013年08月10日 現職教員のための元気がでる教育相談講座

『第2回現職教員のための元気がでる教育相談講座~カウンセリング技法の基礎を学んで』(教育者教育研究所主催)が8月10、11の両日、第二団参会館で行われ、小・中学校で教諭を務める会員ら27人が参加しました。

 

同講座は、現職教員が基礎的なカウンセリング技法を学び、教育相談で生徒や保護者と向き合う際のスキルを高めるとともに、法華経観に立った触れ合い方を学ぶのが目的です。10日、基調講義に立った同講座実行委員長は、生徒や保護者と対する時に、自分の感情に左右されず、相手をありのままに受け入れる重要性を説きました。その上で、心をビーカーの中の泥水に例え、常にきれいな水を足して、心を清める大切さに言及。「教職員は常に学びを深め、心の器を広くして、良い言葉かけや良い行いをして、きれいな心で人と触れ合うことがとても大事」と語りました。
このあと、生徒との触れ合いに関しての事例検討や、円滑なコミュニケーションを図るため、自分の意思をその場の状況に応じて適切に伝える「アサーション・ロールプレイ」が行われました。
翌11日は、芳澍女学院情報国際専門学校の大谷津晴央校長が講義に立ち、仏性礼拝(らいはい)に基づく教育相談の重要性を語りました。また、人と関わる上での自分の心のありようを見つめる「交流分析」を通して、参加者が日常の触れ合いを振り返りました。

(2013.08.23記載)