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2013年09月20日 一食平和基金から見舞金 豪雨と台風被害の岩手、秋田両県に

立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会(委員長=沼田雄司教務局長)は、8月の豪雨と9月の台風18号により被害を受けた岩手、秋田の両県に対し、計200万円の見舞金の贈呈を決定しました。これを受け、9月20日に長谷川泰弘奥羽支教区長が岩手県庁、25日には結城利之秋田教会長が秋田県庁をそれぞれ訪問し、見舞金(目録)を手渡しました。

8月9日に岩手、秋田の両県を襲った豪雨は、各地で観測史上最大の雨量を記録。がけ崩れや冠水による交通障害などを引き起こしました。
岩手県災害警戒本部によると、盛岡市、雫石町、矢巾(やはば)町、紫波(しわ)町、花巻市などで死者2人、負傷者10人、床上浸水126棟の被害が発生(9月20日現在)。また、秋田県災害対策本部によると、仙北市、鹿角(かづの)市、大館市などを中心に死者6人、負傷者2人、床上浸水179棟の被害に見舞われました(9月11日現在)。両県ではさらに、9月16、17日にかけて同地域を通過した台風18号によっても住宅の浸水や農地の冠水などの被害が発生しました。
9月20日、岩手県庁を訪問した長谷川支教区長は、達増拓也知事に「一食を捧げる運動」の意義などを説明したのち、見舞金100万円(目録)を手渡しました。達増知事は「皆さまのお気持ちのこもったお見舞金を大変ありがたく思います」と謝意を表しました。25日には、結城教会長が秋田県庁を訪れ、佐竹敬久知事に見舞金100万円(目録)を贈呈。佐竹知事は「被害に遭い、困っておられる方のために使わせて頂きます」と述べました。
なお、被災地域を包括する各教会でも、一部で家屋の床下浸水などの被害が報告されました。

(2013.10.04記載)