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2013年10月06日 立正佼成会ランゲージ・サービス 30周年記念式典

立正佼成会ランゲージ・サービス(LS)の30周年記念式典が10月6日、本会発祥の地・修養道場で行われ、来賓やLSメンバーら94人が参集しました。

LSは、1984年に東京で開催された「IARF(国際自由宗教連盟)世界大会」を機に、国際的宗教協力の推進を目的として、語学に堪能な会員を中心に発足。これまで、国際会議の通訳や案内、外国からの来会者の受け入れ、翻訳などを行ってきました。現在の登録者は約100人。週1回学習会を開き、通訳の訓練や英語による仏教の研修などを行っています。
式典では主管部署を代表して根本昌廣外務部長があいさつ。共生の精神を世界に広めるには、他言語を媒体とする伝道活動が不可欠とした上で、LSの重要性を強調しました。続いて『言葉は、人と人の絆そのもので、とても大切なものです。これからも、皆さまが大切な使命と役割を果たされますよう、心よりお祈りいたしております』との庭野光祥次代会長からのメッセージを紹介しました。
次いで、LS発足当時、LS担当の国際室長を務めていた根津益朗元副理事長が『LSこの三十年、そしてこれから』と題して記念講演を行いました。この中で、本会の国際的な宗教協力の歴史を基に、LSの果たしてきた役割を紹介。外国人への法華経の布教も進めてきたことに触れ、「LSの皆さん方は『Leading Spirits(立役者)』、外国の方をお導きするお役の人たちです。明るく前向きな夢と目標を持って共に『これから』に向かいたいと思います」と締めくくりました。

(2013.10.11記載)