立正佼成会「こころ ひとつに」プロジェクト推進本部(本部長=沼田雄司教務局長)はこのほど、本年次の東日本大震災復興支援の主な内容を発表しました。
庭野光祥次代会長は、震災後、毎年、被災地を訪問していますが、今年も現地を訪れ(善友隊)、地域の人々と交流を深める予定です。
震災発生から3年目にあたる3月11日、大聖堂で、川端健之理事長を導師に東日本大震災犠牲者慰霊・復興祈願供養が営まれます。ご供養は各教会でも行われ、全国会員が震災犠牲者の慰霊と被災地の早期復興を祈願します。今年は、これまでに発生したすべての災害で犠牲となった人々の冥福を祈るため、新たに式文を用意、大聖堂と各教会の慰霊供養で奏上されます。
3月11日には、「こころ ひとつに」プロジェクト推進本部のメンバーである教団役職者、スタッフらが岩手、宮城、福島の3県に分かれ、現地で慰霊供養を厳修します。また、岩手・釜石市での「こころホット」ボランティアは、今年次から奥羽支教区と同推進本部の合同で実施。被災者の心に寄り添い、孤立を防ぐことを目的に、仮設住宅でのカフェ活動(お茶っこサロン)や戸別訪問が3月中旬に開始される予定です。
一方、『「東日本大震災をけっして忘れない」ための祈りと行動』をテーマに、WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会は震災復興事業を3月から5月にかけて展開、本会も参画します。3月12日、福島県南相馬市のカトリック原町教会に地域の宗教者らと集い、「東日本大震災の追悼と鎮魂ならびに復興合同祈願式」が挙行されます。また、「復興のための宗教者円卓会議」が5月19、20日、宮城県仙台市の仙台国際センターで開催されるほか、「WCRP復興支援募金」や福島の子供を対象とした「復興支援ボランティア」が随時実施される予定です。
このほか、3月11日を中心に、被災地の復興支援に関する独自の活動を行う教会もあります。
(2014.2.21記載)
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