「佼成病院新築工事」の上棟式が2月12日、法輪閣北側の建設地(東京・杉並区和田2丁目)で、同記念式典・読経供養並びに祝賀会が法輪閣で挙行されました。
午前6時30分より行われた上棟式には、中村憲一郎新佼成病院開設推進室室長(総務局長)、橋本雅史同副室長(時務グループ次長)と、建設を請け負う竹中工務店東京本店の雨宮貴美雄作業所長ら13人が出席。病棟2階の医局室にご本尊が仮勧請され、中村室長を導師に読経供養が行われました。雨宮作業所長を先導に中村室長と橋本副室長が「散供の儀」に臨んだ後、建設事務所前の広場に移動。約600人の現場作業員を前に中村室長があいさつに立ち、「一昨年9月15日の地鎮式以来、誠心誠意で従事して頂いたことに感謝申し上げます」と述べ、工事の安全を祈り、雨宮作業所長に棟札を手渡しました。
記念式典は、法輪閣玄関ロビーで午前11時より開催、庭野会長、光祥次代会長、竹中工務店の宮下正裕取締役社長をはじめ関係者120人が参列しました。川端健之理事長導師による読経供養後、宮下社長があいさつに立ち、上棟式挙行に祝意を表しました。庭野会長は「施工業者、行政担当者および地元関係者の皆さまや来賓の方々のご臨席の下、式典を迎えられたことに御礼申し上げます」と述べました。
この後、同大ホールで祝賀会が開かれ、来賓を代表して田中良杉並区長があいさつ。「東京都指定二次救急医療機関、地域災害拠点病院の役割を担う新病院は、区とその周辺住民にとって大いなる希望です」と期待を寄せました。神保好夫佼成病院院長が「設計変更の依頼や建設工期に影響しかねない要望も上手に取り入れてくださった施工業者の方々をはじめ、多くの皆さまのおかげさまで本日を迎えられたことに感謝申し上げます」と述べ、乾杯の発声を行いました。
新病院は地上10階(一部4階)、地下1階で構成されます。今後、6月15日の竣工(しゅんこう)に向けて内装・諸設備の工事が進められ、9月9日に落成式を挙行、同16日から診療が開始される予定です。
(2014.2.21記載)
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