「青年の日2014」の実施概要がこのほど、青年グループより発表されました。テーマは『大志~社会変革の風をおこそう』。スローガンには「わかちあいの心をひろげよう」と掲げられました。5月18日を中心に、全国で多様な活動が展開されます。
「青年の日」は、全国の青年部員が地域社会や世界の平和のため菩薩行の実践に取り組むもので、今年で45回を数えます。「統一プログラム」として、昨年に引き続き、「全国青年平和の祈り」と「『一食(いちじき)を捧げる運動』の推進」が示されています。特に、「一食ユニセフ募金」を通して一食運動の精神を市民に伝える実践の大切さが強調されています。
募金は通年で実施されますが、「青年の日」をはさんだ4月1日から6月30日までの3カ月間を「『一食ユニセフ募金』キャンペーン」期間として展開することも特徴の一つです。市民の間に菩薩の心を広めていくことを願い、献金者にユニセフサポーターステッカーが配布されます。
◆「青年の日2014」に向けて 青年本部長 泉田和市郎
昨年、『大志プロジェクト』第四次三カ年計画が始まりました。私はこの1年間、本計画のテーマである「つながり」を大切にできる私たちになろうとお伝えし続けてまいりました。「つながり」を大切にするとは、具体的には"相手のいのちを尊ぶ"ことです。
また、"相手のいのちを尊ぶ"ことは私たち自身の幸せにもつながります。なぜならば、私たちの仏の子としての本性が、全ての人の幸せを望んでいるからです。その証拠に、相手の喜びを自分の喜びとして感じ、相手の苦しみを自分の苦しみのように感じると、「相手を喜ばせたい」「相手の苦しみを取り除いてあげたい」という思いが自(おの)ずと湧き、相手のために行動せずにはいられなくなります。青年の皆さまには、目には見えない相手の思いに寄り添える感性を磨いていくことで、自らの中にある仏の子としての本性をぜひ実感して頂きたいと思います。
今年で「青年の日」は45回目を迎えます。今まで多くの先輩サンガの皆さまが、世界中の人々の幸せのためにさまざまな社会貢献活動を行ってきました。その意味で「青年の日」は青年部を代表する「つながり」の日であるとも言えます。特に、今年も統一プログラムとして位置付けている「一食ユニセフ募金」は、「同悲・祈り・布施」を根本精神とした"相手の思いになる"ことのできる活動です。皆さまと共に、「一食ユニセフ募金」を中心とした社会貢献活動を通じて、悦(よろこ)びあふれる「青年の日」にしていきたいと願っています。
「青年の日2014」の実施概要は次の通り。
【テーマ】
大志~社会変革の風をおこそう
【スローガン】
わかちあいの心をひろげよう
【実施日】
5月18日(日)
【統一プログラム】
1.「全国青年平和の祈り」
「青年の日」当日、正午に各会場や教会、家庭、職場、街頭で祈りを捧げる。
2.「一食を捧げる運動」の推進
「一食ユニセフ募金」を通じて、市民に一食運動の精神を伝える。
【後援団体】
(公財)日本ユニセフ協会、国連UNHCR協会、UNHCR駐日事務所、認定NPO法人国連WFP協会、特定非営利活動法人開発教育協会、特定非営利活動法人明るい社会づくり運動、世界宗教者平和会議日本委員会、新日本宗教団体連合会
※主催団体が立正佼成会でない催しの場合には、前記の後援団体名を無断で使用できません。詳しくは青年グループまでお問い合わせください。
(2014.2.28記載)
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