第8回ACRP(アジア宗教者平和会議)大会(8月25~29日、韓国・仁川(インチョン)市)の開催が来月に迫りました。フィリピン・マニラでの前回大会から6年。韓国での開催は1986年のソウル大会以来、二度目となります。参加者は正式代表124人を含む約600人を予定。大会では『アジアの多様性における一致と調和』を総合テーマに、宗教者による活発な討議が行われます。
ACRPは、アジアの宗教者が対話と協力を進め、地域の諸問題解決と平和構築を目指す組織。今大会では、アジア地域が抱える紛争和解、人権、開発、環境といった諸課題の解決に向け、討議が重ねられます。また、韓国と北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の宗教者による作業部会も予定され、朝鮮半島の和解と一致に向けた信頼醸成の進展も期待されます。
日本の参加枠は正式代表15人を含む135人。立正佼成会からは庭野日鑛会長(ACRP共同会長、WCRP=世界宗教者平和会議=日本委会長)、庭野光祥次代会長(WCRP国際共同議長、同日本委理事)らが出席します。
<大会概要>
【開催日】
本大会=8月25~29日、女性事前会議=同25日、青年事前会議=同23~25日
【開催地】
韓国・仁川市。本会議、女性事前会議=ソンドー・コンベンシア、青年事前会議=ソウル市内ユースホステル
【大会テーマ】
アジアの多様性における一致と調和
【参加者】
各国委員会、地域委員会の正式代表、オブザーバーなど約600人
【大会プログラム】
26日=開会式、基調発題、全体会議I、全体会議II 27日=全体会議III、第1回分科会、第2回分科会 28日=全体会議IV、全体会議V、閉会式 29日=ACRPツアー
【分科会テーマ】
第1=平和教育と和解 第2=人権と幸福 第3=開発と環境 作業部会=朝鮮半島における和解と一致
(2014.7.11記載)
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