2014年08月04日
比叡山宗教サミット27周年「世界平和祈りの集い」 「平和の鐘」に合わせ黙とう 川端理事長が出席 国内外から約千人参集
比叡山宗教サミット27周年「世界平和祈りの集い」(天台宗国際平和宗教協力協会、天台宗・比叡山延暦寺主催)が8月4日午後、滋賀・大津市の比叡山延暦寺の一隅を照らす会館前「祈りの広場」で開催されました。国内外から約千人の諸宗教者が参集。立正佼成会から川端健之理事長らが参加しました。
「世界平和祈りの集い」は1986年にイタリア・アッシジで開かれた「平和祈願の日」の精神を引き継ぎ、翌87年から毎年、行われています。
集いでは、「般若心経」の読誦(どくじゅ)に続き、半田孝淳・天台座主が「平和祈願文」を奏上。紛争や環境破壊など国内外の諸問題は人間の欲望が招いたものと指摘した上で、「恒久平和の実現に向け、宗教者は一生努力することを、ここに誓願致します」と述べました。
続いて、仏教、キリスト教、神道、教派神道、新宗教などの代表12人が登壇。新宗連(新日本宗教団体連合会)を代表して川端理事長(新宗連常務理事)が壇上で、「平和の鐘」に合わせて参加者と共に黙とうを捧げました。
ジャン=ルイ・トーラン・バチカン諸宗教対話評議会議長のメッセージをインドゥニル・コディトゥワック同次官補が代読したあと、「比叡山メッセージ」が朗読され、「平和の合い言葉」を参加者全員で唱和しました。
同サミット終了後、延暦寺会館で行われたレセプションで、川端理事長が祝辞を述べました。
(2014.8.22記載)
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