2014年10月09日
「同宗連」教団行政責任者研修会開く 64人が参加し学び合う
「同宗連」(『同和問題』にとりくむ宗教教団連帯会議)の「第29回教団行政責任者研修会」が10月9日、京都市内のホテルで開催され、立正佼成会を含む24教団、1団体から64人が参加しました。「同宗連」議長教団の本会から議長として根本昌廣外務部長、本会を代表して佐藤益弘西日本教区長が出席しました。
『差別と排外主義の現場を取材して~ヘイトスピーチとどう向き合うか』と題して講演したジャーナリストの安田浩一氏は、特定の国籍や民族などに対する差別や憎しみをあおるヘイトスピーチ(憎悪表現)は許されないものであり、暴力であると厳しく指摘しました。また、1994年にルワンダで部族差別を扇動するラジオ番組が頻繁に放送されたことが一因となり、ツチ、フツ両族間の対立、虐殺につながった経緯を説明しました。
このあと、部落解放同盟中央本部執行委員長の組坂繁之氏が『人権の21世紀にむけた部落解放運動の役割』と題して講演。被差別部落の歴史について語ったほか、「人権侵害救済法案」の制定に向けた取り組みなどを紹介しました。
(2014年10月17日記載)
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