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2015年03月07日 今年次第1回 「新任社会福祉専門担当者教育」

今年次「新任社会福祉専門担当者教育」(社会貢献グループ主管)の第1回が3月7、8の両日、事務庁舎で実施され全国から14人が参加しました。

同教育は、「佼成福祉の基本理念」を学び、「物心一如(いちにょ)」の智慧(ちえ)と「自他一体」の慈悲の精神を教会、地域で普及できる人材育成が目的。
7日の開講式では、冒頭、出射優行布教開発部長があいさつ。超高齢社会を迎え、教会内外で「福祉」の果たす役割が一層増大していると強調しました。「布教ラインと社会福祉専門担当者が網の目のようになって会員さんに救いの手を差し伸べ、物心両面による救いのネットワークを教会内に築いてほしい」と述べました。このあと出射部長を法座主に大法座、班別法座が開かれ、研修にあたっての心境などを語り合いました。
続いて、『佼成福祉概論』と題して宮澤由充同グループスタッフが研修を行いました。「佼成福祉の基本理念」に触れ、「仏性を礼拝(らいはい)し、心田を耕す菩薩道としての福祉」「物心一如の智慧と自他一体の慈悲による福祉」「いのちを尊び、個性を大切にする福祉」「安らぎと希望を与える福祉」の4項目を解説しました。次いで金澤尉順同グループスタッフが『教会における社会福祉活動について』をテーマに研修。社会福祉専門担当者の役割、活動上の留意点などを説明したほか、「福祉相談」や「友愛訪問」「世代間交流」など各教会による活動例を紹介しました。
翌8日には、東京教育専門学校副校長の下岸幸子氏が『社会福祉概論』の講義を行いました。
同教育は、年間を通して全5回実施されます。

(2015年3月13日記載)