News Archive

2015年07月30日 「アフリカへ毛布をおくる運動」 2万8764枚をマラウイ、モザンビークに


全国で集められた毛布は今後、アフリカへ輸送され、貧困やHIV・エイズなどの病に苦しむ人々に届けられます(写真は今年の「一乗ボランティア 一食40周年マラウイ視察団」の配付活動)

今年の「アフリカへ毛布をおくる運動」(主催・同運動推進委員会)の取り組みで全国から寄せられた毛布の総枚数と配付国が、このほど同委員会から発表されました。全国から届けられた毛布の総枚数は2万8764枚。1984年の開始から累計で409万2637枚に達しました。現在、毛布は神奈川・横浜市の大黒国際貨物センター内の倉庫に集められ、輸送準備が進められています。

配付国については、同委員会が現地のパートナー団体を通じてニーズ調査を行い、検討を進めてきました。支援の必要性の他、現地の治安状況、輸送ルートの安全性なども考慮し、HIV(エイズウイルス)感染率の高いマラウイ、モザンビークの2カ国を配付先に選定しました。
今後、毛布はアフリカに輸送され、現地パートナー団体を通して、HIV陽性者・エイズ患者や孤児、高齢者、障がい者、自然災害被災者らに優先的に配付されます。
今年の毛布配付国、現地パートナー団体、配付枚数は次の通りです。
・マラウイ/マラウイ赤十字社(MRCS)=2万1654枚
・モザンビーク/クリマ(KULIMA)=6000枚/共同体開発キリスト教協会(ACRIDEC)=1110枚

(2015年7月30日記載)