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2015年09月17日 関東・東北豪雨 各教会の被害状況などを確認

9月9日に愛知・知多半島に上陸した台風18号と、日本の東を北上した台風17号の影響により、関東と東北を中心とした地域を大雨が襲いました。特に9日から10日にかけて記録的な豪雨となり、各地で河川の堤防決壊、氾濫(はんらん)、土砂崩れなど甚大な被害が相次ぎました。

17日現在、死者8人、重軽傷者46人。床上・床下浸水や全壊・半壊などの住宅被害は約1万9000棟に上ります(総務省消防庁調べ)。雨は上がったものの、鬼怒川の堤防が決壊した茨城・常総市では、住宅地が広い範囲で浸水。排水作業に時間を要し、現在も道路の冠水が続き、水道や電気などライフラインの復旧も遅れています。また、栃木県や宮城県でも浸水や土砂災害の影響により通行規制が敷かれ、多くの住民が不自由な生活を強いられています。田畑が冠水し、農作物の被害も極めて深刻です。
常総市を包括する下館、土浦両教会では、会員宅の床上・床下浸水をはじめ建物の損壊、田畑の冠水が報告されたほか、土浦教会水海道道場で床上浸水が確認されました。浸水被害に遭った会員は、親戚宅や地域の避難所に身を寄せています。現在、交通や連絡手段の乏しい中、飲料水などの支援物資を届けながら、安否や避難状況の確認を進めています。
また、仙台、石巻両教会でも河川の氾濫で会員宅の浸水被害があったほか、会津や鹿沼教会では土砂災害の被害が報告されました。古河、小山、銚子教会でも会員宅の床上・床下浸水、田畑の冠水が確認されています。
14日、被災地を包括する6支教区(東北、福島、茨城、北関東、埼玉、千葉)に、庭野日鑛会長からの見舞いと励ましのメッセージ「被災地の皆さまへ」が届けられました。

(2015年9月17日記載)