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2015年09月27日 千代田中央教会 新道場入仏・落慶式 感謝と喜び 地域に献身


庭野会長による「御本尊除幕の儀」。ご本尊像が姿を現すと、法座席は参列者の盛大な拍手に包まれました

千代田中央教会新道場の入仏・落慶式が9月27日に行われ、各支部の会員代表、来賓合わせて約400人が参集しました。庭野日鑛会長をはじめ、教団を代表して川端健之理事長が出席しました。


新旧の文化が入り交じる東京・日本橋に建設された地上8階建ての新道場

会員らが見守る中、庭野会長による「御本尊除幕の儀」で開式。奉献の儀、川端理事長導師による読経供養に続き、庭野会長が啓白文を奏上しました。
次いで、建設委員長を務めた壮年部長(68)が建設経過を報告しました。この中で、50年の歴史を有する千代田、中央両教会が平成21年12月1日に合併し、東日本大震災以後は東京・杉並区の旧千代田教会道場を拠点に布教伝道に取り組んできた経緯などを説明。地元(中央区日本橋浜町)に新道場が建設された喜びを語りました。
体験説法に立った支部長(65)は、家族内の人間関係などの問題を機に法縁に触れた両親が真剣に教えを学び、実践する姿を通して信仰の尊さを実感した体験を発表。支部長として教えに照らした接し方を心がける中で感じた喜びや功徳を語りました。
法話に立った庭野会長は、京都大学で総長を務めた平澤興氏の短歌『極楽は 遠きかなたと 聞きしかど わが極楽は この身このまま』を紹介。一家の主(あるじ)が率先して神仏の前でこうべを垂れ、朝のあいさつをすると、家庭に神仏の光が差し込み、その場が極楽になると説きました。また、地域社会に貢献する大切さに触れ、「地元の神社などの方々と手を携え、地域の明るい社会、世界の平和に少しでも協力してまいりたい」と語りました。
矢田美英・中央区長による祝辞、外山浩伸教会長の謝辞のあと、鼓笛隊長(28)と学生部副部長(26)が庭野会長夫妻に花束を手渡しました。
新道場の敷地面積は172.43平方メートル、延べ床面積は951.89平方メートル。鉄骨造り地上8階建てで、法座席や事務室、多目的室などを備えています。
なお、式典に先立ち、記念植樹に代えて、新道場1階に設置された庭野会長の手形(陶板製)の除幕披露が行われました。

(2015年10月 1日記載)