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2016年04月28日 「ダーナの日」 壮年部員が主体的に社会貢献


茂原教会

昨年11月の壮年幹部会で「普門環ムーブメント」の一つとして制定された「ダーナの日」が、4月28日を中心に各教会で行われました。「ダーナの日」は、同幹部会の熟議の中で、全国の壮年で取り組む行動の一つとして提案されたものです。日蓮聖人が立教開宗を宣言し、伝道の誓願を立てた日と、普門館の落成日にちなみ、4月28日に設定されました。実施日や内容は個人、各教会に委ねられ、思いやりを持って目の前の人や社会に布施をするという壮年の役割を踏まえて企画されました。


岩国教会

茂原教会は4月29日、社会貢献を目的に教会道場でチャリティーバザーを実施し、会員約300人が参加しました。会場では、熊本地震で被災した教会や会員を支援するためのバザーや模擬店が開かれ、募金も呼び掛けられました。また、壮年部員に配布されていた「一食(いちじき)を捧げる運動」の募金箱も集められ、この日、ご宝前に奉納されました。実行委員長を務めた壮年部長(64)は、「壮年部がさらに人さまの役に立ち、地域社会や教会を支える『寄り添い柱』になっていきたい」と話しました。バザーや模擬店の売上金と支援金は、被災教会や会員への支援に充てられ、浄財は立正佼成会一食平和基金へ送られます。
岩国教会では同日、壮年部員ら約40人が「柱島戦艦陸奥犠牲者及び無縁仏慰霊供養」を山口・岩国市柱島で執り行いました。同島には、昭和18年に沖合で沈没した戦艦陸奥の犠牲者の慰霊碑と、藩政時代の流刑者を弔う慰霊碑が建立されています。壮年部員らは2組に分かれて慰霊碑周辺を清掃した後、慰霊供養を厳修しました。参加者たちはいのちや平和の尊さ、歴史を学ぶ大切さ、壮年の生き方など感想を語り合い、世界平和に貢献する誓いを新たにしました。
壮年の集いを行ったのは、山梨県下5教会。19日、甲府教会で「第1回山梨壮年ダーナの日」を開催し、壮年部員、市民ら約400人が参集しました。当日は、庭野光祥次代会長のメッセージが紹介され、推薦議員による国政報告が行われました。この後、「山梨壮年ダーナ宣言」を参加者で確認し、物事に主体的に取り組み、困っている人を見て見ぬふりをせずに寄り添う壮年の生き方を誓い合いました。また、熊本地震の義援金が参加者から寄せられ、後日、熊本県庁に送金されました。
このほか、全国各地でさまざまな企画が行われました。

(2016年5月 6日記載)