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2016年05月20日 青梅練成道場で「地元学」ワークショップ 地域の豊かさ 再発見

住民自らが地域の魅力を再発見し、村おこしや町おこしを図る「地元学」のワークショップが5月20日から22日まで、青梅練成道場で行われました。主催は庭野平和財団が参画する日韓平和フォーラム日本委員会。この「SEAL青梅“地元学”ワークショップ」には、NPO法人関係者や研究者をはじめ、学林本科51期・52期生ら31人が参加しました。

「地元学」は、水俣病の被害で疲弊した熊本・水俣市で、地域の魅力を発見し、再生に尽力した吉本哲郎氏が提唱したものです。参加者は20日、吉本氏から、地域の現状の中からその土地の豊かさを発見していく目的と実践方法の説明を受けました。翌21日には、東京・青梅市小曾木(おそき)2丁目で、『小曾木の食卓』『動物』『祈り』といったテーマに沿って「地元の魅力」を調査。22日は自治会館に集まり、目についた小曾木の良さを絵地図に表し、報告会を行いました。
本科51期生(28)は「意識していなかった青梅の魅力を発見し、すでにあるものを生かす知恵が大事だと知りました」と話しました。

(2016年6月 2日記載)