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2016年06月12日 庭野会長を迎え 大館教会新道場落慶式 喜びの絆さらに


庭野会長による「御本尊除幕の儀」。ご本尊像が姿を現すと、法座席は参列者の盛大な拍手に包まれました

大館教会の新道場落慶式が6月12日、庭野日鑛会長が出席のもと行われました。会員、来賓ら約500人が参集。教団を代表し、川端健之理事長が出席しました。

落慶式では冒頭、会員が見守る中、庭野会長による「御本尊除幕の儀」が行われました。奉献の儀、川端理事長導師による読経供養に続き、庭野会長が啓白文を奏上。次いで、建設委員長の渉外担当責任者(72)が建設経過を報告し、川端理事長が建設関係者に感謝状を贈呈しました。
この後、学生部長(28)が体験説法を行いました。同教会や進学先の仙台教会で学生部活動に取り組んできた学生部長は、勤務先の会社を退職し、東京から9年ぶりに地元に戻り、手どりを通して得た学びを発表。当初、手どりが思い通りに進まず、焦りから周囲を責めていましたが、サンガとの触れ合いから多くの人に支えられていることに気づけた喜びを語りました。その上で、学生部活動は「人生に大きな影響を及ぼす有り難い縁」と述べ、さらなる布教伝道を誓いました。
法話に立った庭野会長は、法燈継承の翌年(平成4年)から10年間、書き初めに『簡素』と揮毫(きごう)してきたことを紹介。簡素には、教えを分かりやすく伝え、実践する大切さが込められていると述べた上で、人として「朝のあいさつ」「履物をそろえる」「呼ばれたら返事をする」といった「三つの実践」を日常生活で取り組む重要性を強調しました。
加えて、立正佼成会会員の実践として、朝夕の読経供養、導き・手どり・法座といった基本信行の大事さを説き、「当たり前のことを私たちがさせて頂くことで、地域が本当に平和になり、また大きくは国家が平和になり、またそれが世界の平和にも結びついていく」と述べました。
新道場の敷地面積は2471.90平方メートル、延べ床面積は542.45平方メートル。鉄筋コンクリート造り平屋建てで、法座席や事務室、多目的室などを備えています。

(2016年6月16日記載)