2016年09月28日
WCRP/RfP日本委 フクシマコミュニティづくり支援PJ第2期支援先発表
世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会は9月28日、「フクシマコミュニティづくり支援プロジェクト」の今年度第2期支援先を発表した。福島に関係するコミュニティーの再生や活性化を図る全国の13団体に、計260万円を寄託する。
今期支援先の中で、同県いわき市のNPO法人「いわき放射能市民測定室たらちね」では、専門の医師と連携し、市民を対象に「甲状腺健診」を行っている。また、一般社団法人「ヴォイス・オブ・フクシマ」は、子供たちが双葉郡や富岡町の仮設住宅に住む避難者にインタビューし、その内容を基にラジオ番組を制作。震災や原発事故を風化させないよう、福島に生きる人々の多様な声を世界に発信している。
そのほか、郡山市で活動する「CAPこおりやま」では、いじめや虐待、性暴力など、あらゆる暴力から子供たちを守るプログラムを実施。福島の未来を担う子供たちに寄り添うとともに、震災復興の中で子供の人権が尊重される社会をつくる人材育成に取り組んでいる。
(2016年10月13日記載)
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