紛争や差別によって心に傷を負った世界の子供たちに、文房具やおもちゃを詰めたポッケ（ポシェット）をおくる「ゆめポッケ・キッズキャンペーン」（主管・立正佼成会青年本部、外務部）が、今年も４月２１日にスタートします。
立正佼成会の小・中学生による「平和活動」も今年で４年目。ポッケ作りを通して世界の子どもたちに思いをはせ、「同悲」「祈り」「布施」の心を育む同キャンペーンは８月３１日までの約４カ月間にわたって実施されます。概要は次の通りです。
【テーマ】
『皆ひとつの大いなるいのちの中に生かされ生きている。だからこそ、心をつなぎあい、認め合い、互いに支えあっていこう』
【目的】
１．一乗の精神に基いた慈悲の行いである本活動を通し、自らの心田を耕し、菩薩としての自覚を深め、今後のさらなる修行・精進の糧としていく。特に、小学生・中学生の育成を図る
２．世界中の子供たちが幸せになることを親子で祈り、ゆめポッケをおくることで、紛争や対立で傷ついた子供たちの心を癒す
３．立正佼成会独自の社会平和活動として推進する
【内容】
キャンペーンの呼びかけを教会（啓発の場）で行い、各家庭（実践の場）でゆめポッケを作製する。収集、発送作業は教会が行う
【キャンペーン期間】
平成１４年４月２１日から８月３１日まで（倉庫受付期間は８月１日から９月５日まで）
【対象国・地域＝（ ）内は受け入れ団体】
１．旧ユーゴスラビア地域（特定非営利活動法人ＪＥＮ）
２．英国・北アイルランド（コリメーラ共同体）
３．パレスチナ・ガザ地区（国連パレスチナ難民救済事業機関、アトファルナろう学校）
４．レバノン（国連パレスチナ難民救済事業機関、社会福祉と職業訓練のための全国協会）
５．アフガニスタン（国連難民高等弁務官事務所）
【留意点】
１．実施要綱は既に会報同封で各教会に送付済み
２．本キャンペーンは、教会ごとの自由参加
３．立正佼成会の少年部員、学生部員の育成を主目的としているため、教会全体での外部への推進活動は行わない
（2002.04.03記載）
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