紛争や差別で心に傷を負った世界の子どもたちに文房具やおもちゃを詰めたポッケ(ポシェット)を贈る「ゆめポッケ・キッズキャンペーン」(主管・青年本部、外務部)がスタートしました。キャンペーン初日の4月21日を中心に、すでに数教会が少年部員を対象とした事前学習会や少年部のつどいを実施しました。
板橋教会は20日、教会道場で行われた「春のわんぱくまつり」の中で、「ゆめポッケ」をPRしました。「トリル」に扮した青年部員が運動の趣旨を説明。教会独自に作製した「トリル」の貯金箱を参加した110人の子どもたち一人ひとりに配り、「おこづかいをためて、その中からおもちゃや文房具を買ってあげよう」と呼びかけた。また、この日、むつ教会でもビデオ「春光」や「どんぐりクラブ」を使って事前学習を行い、少年部員が運動の目的について学びました。
21日に「青年の日」の事前学習会を行った京都教会では、今年の「ゆめポッケ親子ボランティア隊」でセルビア共和国を訪れた隊員二人が、現地での活動を報告。終了後、各部に分かれ、法座が行われました。少年部の法座では、特に「ゆめポッケ」について話し合われ、参加した少年部員13人は「おこづかいをためて文房具を買ってあげたい」「ポッケの中にたくさんつめて贈りたい」など、決意を語り合いました。
ゴールデンウイークを利用してキャンペーンの啓発活動を予定している教会もあります。相模原教会では28日、「子どもの日の集い」を実施。当日、子どもたちが不用になったおもちゃや文房具を持ち寄り「物々交換バザー」を行う。その中で「ゆめポッケの中に一つでもいいから入れてあげよう」と呼びかける予定です。
多くの教会では、「青年の日」や夏休みを利用してキャンペーンを実施。また、小学校の週5日制が本格実施された今年、週末を利用して同キャンペーンの啓発活動を計画している教会もあります。キャンペーン期間は8月31日まで。
(2002.04.22記載)
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