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2002年06月30日 「アフリカへ毛布をおくる運動」終る

5月1日から全国各地で一斉に展開されてきた「アフリカへ毛布をおくる運動」(主催・同運動推進委員会)が6月30日、終了しました。今年も個人、教会、地域レベルで活発な活動が展開され、多数の協力が得られました。現在、千葉県船橋市にある日本通運株式会社の西浦倉庫では、アフリカへの輸送準備が始まっています。

同運動は、17年目を迎え、より幅広い活動に発展しています。本会会員としては、5月の「青年の日」に青年部員が中心となって同運動のPRや収集活動を展開。また、期間中、包括区域内の戸別訪問を通し、市民への呼びかけを行うとともに、教会内に同運動専用の窓口や専用電話などを設置した教会が目立ちました。
門司教会は、今年、実行委員会を発足。運動の趣旨や目的を2回にわたる学習会で確認した上、市民からの問い合わせに応じました。また、青年部員は職場などにチラシを持参し協力を呼びかけました。
豊中教会は、2年前に「フォーエバーアース事務局」を教会敷地内に設置し、年間を通して市民に協力を呼びかけています。今年は特に、「青年の日」を中心に戸別訪問を実施。現在は協力者へのお礼状づくりに取り組んでいます。単に毛布をおくるだけでなく、より真心を込めようと、メッセージの縫い付けを行う教会も増えてきました。高松教会では、少年部員が布に思い思いの絵を描き、メッセージを作製しました。
地元のイベントとタイアップして呼びかけを行ったのは高岡教会大門支部。地元「凧祭り」に参加し、『アフリカへ毛布をおくる運動』と書かれた3畳ほどの凧を掲げました。会場では毛布輸送金の募金活動も展開しました。このほか、地元広報誌や新聞、ラジオなど多数のマスメディアを通じて同運動が紹介されたのをはじめ、インターネットのサイトやメールでの呼びかけも行われ、より身近に活発に運動が展開されました。
全国から集められた毛布は、8月から9月にかけて日本を出発。エチオピアやエリトリア、アンゴラなどに届けられます。今年10月には、延期されていた「毛布配布ボランティア」のエチオピアへの派遣も計画されている。総枚数は、7月下旬に同運動推進委員会から発表される予定です。

(2002.07.10記載)