「ゆめポッケ・キッズキャンペーン」(主管・青年本部、外務部)が、8月31日に終了しました。全国各教会では8月中旬から下旬にかけ、各家庭で作製したポッケの収集や梱包作業、子どもたちによる発送式などが相次いで行われました。神奈川県川崎市にある日本通運株式会社の倉庫には、受付終了日の9月5日まで連日、ポッケを詰めたダンボールが寄せられました。
紛争や差別によって心に傷を負った世界の子どもたちに、文房具やおもちゃを詰めたポッケ(ポシェット)を贈るこの運動は今年で4年目。キャンペーンがスタートした4月21日から約4カ月間、本会少年部員を中心に中身の収集やメッセージカード描き、ポッケ作りなどが行われてきました。キャンペーン終盤には、ポッケの収集、発送に合わせて、少年部員が道場に参集し、ポッケの箱詰め作業などを行う教会が目立ちました。
高崎教会は8月23日、イベント「ゆめポッケ・キッズキャンペーン」を実施しました。少年部員、学生部員89人のほか、婦人部員、法輪クラブのメンバー84人も参加。ポッケの一つひとつに法輪クラブが作製した猫のぬいぐるみを入れたあと、箱詰め作業を行いました。
また、福山教会では、8月26日から31日までの6日間にわたり、祈願供養を行いました。読経供養では、少年部が独自に作製した「前唱・後唱文」が読み上げられ、世界平和実現と、ゆめポッケを通して世界の子どもたちの心が癒されることを祈念しました。
1日に本庄教会が実施した「ゆめポッケフィナーレ」は、少年部員30人による「ゆめポッケ奉献の儀」でスタート。同教会では今年、支部ごとに運動に取り組んだため、式典では支部ごとの活動発表が行われ、和紙人形やぬいぐるみ作製に奮闘したことなどが発表されました。全国各教会から日本通運株式会社の倉庫に寄せられたポッケは、ユーゴスラビア、レバノン、英国・北アイルランド、パレスチナ・ガザ地区の子どもたちに送られる予定。来春には、本会会員による「親子ボランティア隊」が現地に派遣され、子どもたちに直接ポッケを手渡します。
(2002.09.04記載)
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