2002年10月07日
立正佼成会本部で「第3回議員交流会」開催
第3回「議員交流会」が10月7、8の両日、大聖堂と法輪閣、第二団参会館で行われました。地方議員はじめ各教会の教会長、渉外部長ら327人が参加しました。
7日、開会式では山野井克典理事長があいさつ。「最近は、凶悪な犯罪も多く、殺伐とした世の中です。宗教の力だけでは難しい問題も多くあります。政治家の先生方と協調しながら、地域社会を明るいものにしていければと思います」と述べました。
このあと、中村啓三・毎日新聞社前論説委員長が講演に立ちました。
中村氏は、21世紀に入り、環境問題、市場経済優先による資本主義の暴走が政治課題になりつつある状況、また、国内外で市民による活動が積極的に展開されている現状を解説。その上で、今後、求められる政治家像に触れ、「政治家自身が、社会改革運動の主体となっていかなければならないでしょう。また、情報化時代である現代、政治家は、資金力や組織力ではなく、メッセージ力が何より求められます。自分の考え、活動などを短い言葉で、どれだけ分かりやすく市民に伝えられるか。その能力が問われます」と述べ、個々の資質向上を訴えました。
翌8日には、法輪閣で『本会の平和・社会活動について』と題し、松原通雄・外務部長が講演しました。
(2002.10.09記載)
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