2003年04月06日
IBC(国際仏教教会)が「HANA MATSURI」を開催
本会IBC(国際仏教教会)主催の「HANA MATSURI(花まつり)」(英語での降誕会サービス)が4月6日、本会発祥の地・修養道場で行われ、アメリカ、イギリス、カナダ、バングラデシュなどから日本に在住、滞在する外国人など約120人が参加しました。本会から、山野井克典理事長、篠崎友伸時務部長らが出席。来賓として、イツハク・リオール在日イスラエル大使、カルナティラカ・アムヌガマ在日スリランカ大使が招かれました。
在日外国人などを対象とした英語による仏教サービスを提供しているIBCでは、一昨年から「HANA MATSURI」を実施。外国人を対象としたセレモニーの開発にも取り組んでおり、今回の式典では音響と照明による演出に趣向が凝らされました。
式典では、山野井理事長の開会あいさつに続き、釈尊降誕の物語がナレーションで流れる中、サリー姿の芳ジュ女学院情報国際専門学校の生徒6人が代表灌仏、曼荼羅華の散華を行いました。『妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五』の一節の読誦(レスポンシブ・リーディング)のあと、IBC国際アドバイザーのジーン・リーブス博士が『ジョイ・トゥ・ザ・ワールド』と題して講演。「『法華経』を学ぶことにより、相手の仏性を敬い、自らの仏性に気づかせて頂ける、それが"ジョイ"(喜び)です。降誕会を通して、一人ひとりが自分の仏性に気づく、真の意味で誕生することが大事です」と説きました。最後に唱題が行われ、式典は終了しました。
引き続き、交歓会では、琴の演奏、写経体験、抹茶接待などが企画され、参加者は日本の文化に親しみました。
アムヌガマ大使は、「同じ仏教徒として、このような開かれた行事を催されたことに敬意を表します」と感想を語りました。
(2003.04.11記載)
アーカイブ
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2011年
2010年
2009年
2008年
2007年
2006年
2005年
2004年
2003年
2002年
2001年