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2003年07月22日 第18回「同宗連」部落解放基礎講座

同宗連(「同和問題」にとりくむ宗教教団連帯会議)主催による「第18回『同宗連』部落解放基礎講座」が7月22、23の両日、第一団参会館で行われました。20の教団、団体から86人が参加しました。

同講座は、「部落差別」の解消のために、「同和問題」や人権に関する基本的な知識を深めようと開催されるものです。2日間で、3講義と2分散会が行われました。
22日には、『部落差別とは何か 歴史を通して考え直す』をテーマに上杉聰・関西大学講師が講演しました。上杉氏は歴史資料をもとに、11世紀ごろから始まる部落差別について説明。部落差別が「奴隷的差別」ではなく、部落出身者を"人間でない者""秩序外の存在"として扱う「排除の差別」として存在し続けてきたことを指摘しました。
ビデオ「『同宗連』20年の歩み 解放の誓い」の上映後、部落解放同盟東京都連合会の浦本誉至史氏が『部落差別問題の基礎および最近の差別事象と取り組み』と題して講演しました。浦本氏は、上京後に受けた数々の差別体験に触れるとともに、今なお、部落出身者への深刻な人権侵害が続いていることを報告。一人ひとりがより人権意識を高めていく必要があると強調しました。
翌23日には、『宗教と部落差別』について、世界救世教いづのめ教団の山根憲次師が講義に立ち、宗教者が「信心第一主義」からの脱皮を図り、差別の現実を直視していかなければならないと訴えました。

(2003.08.01記載)