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2003年07月30日 宮城県北部地震に本会一食平和基金から見舞金

宮城県北部で7月26日から断続的に発生している地震の被害に対し、「立正佼成会一食平和基金運営委員会」(委員長=松原通雄外務部長)は、このほど300万円の支援を決定しました。

現地では、26日未明から27日にかけ、3回にわたり強い地震が発生し、その後も震度3から震度5の余震が続きました。
なかでも、鳴瀬、矢本、南郷の3町では震度6強を記録。小牛田、涌谷、河南、桃生の各町でも震度6弱を観測しました。28日現在、地震の影響で市民550人以上が負傷、約3000人が小学校の体育館などへ避難しました。また、約400棟が全半壊したほか、停電や断水などにも見舞われています。
同運営委員会では30日午後、300万円の支援を決定。支援金は、近日中に坪内成恭・東北教区長が宮城県災害対策本部を訪れ、「見舞金」として手渡すことになっています。
この地域を包括する石巻教会では、教会道場の被害状況を点検する一方、加藤剛央教会長が小牛田、佐沼の両法座所を視察。小牛田第一・第二、桃生の3支部では、それぞれ支部長、主任らが会員宅を回って安否の確認を急ぎました。28日からは、小牛田第一・第二支部合同で炊き出しを開始。おにぎりを150個余り用意し、被災会員宅へ届けています。また、 小牛田法座所を被災会員の入浴や洗濯のために開放しています。

(2003.08.01記載)