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2003年07月31日 宮城県北部地震被災者に本会一食平和基金から見舞金

宮城県北部を襲った地震の被災地に対して、「立正佼成会一食平和基金運営委員会」(委員長・松原通雄外務部長)は同基金からの緊急支援を決定、7月31日、坪内成恭・東北教区長、加藤剛央・石巻教会長らが同県庁を訪れ、知事室で浅野史郎知事に見舞金300万円を手渡しました。浄財は、宮城県災害対策本部を通じ、被災者の支援に充てられます。

見舞金を手渡したあと、約15分にわたり懇談しました。この中で、浅野知事は今後の対策に言及。仮設住宅の早期建設と被災者の精神的ケアの必要性を強調しました。これに対し坪内教区長は、会員宅への安否確認や小牛田法座所の開放など、これまでの取り組みを語り、さらに活動を進める意向を示しました。
7月26日未明に発生した地震は、3回にわたり強い揺れを観測したほか、8月1日までに341回の有感地震を記録。体に感じないものを含めると1395回に達しました。
同災害対策本部のまとめによると、2日午後1時現在の被害状況は、住宅被害が8248棟、重軽傷者が648人に上っています。また、公共施設や親類宅などに避難した人は481人となっています。同災害対策本部では、南郷、矢本など4町への仮設住宅建設を決定しました。

(2003.08.08記載)