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2003年08月02日 宮城県北部地震 石巻教会が被災会員支援活動

石巻教会は、宮城県北部地震発生直後から会員の安否確認を行う一方、炊き出し、小牛田法座所の開放など被災会員支援活動を展開しました。今後は、宮城県災害対策本部の要請を受け、被災者の会員宅への受け入れを検討、ボランティア活動への参加も呼びかけています。

震度6強を記録した矢本町、南郷町などを包括する石巻教会では、発生直後から加藤剛央教会長が、各支部長に会員の安否の確認を指示。加藤教会長も小牛田、佐沼の両法座所を視察に回りました。
各支部長、主任による安否確認の結果、多くの会員世帯が停電や断水に見舞われたことが判明。食事や入浴、洗濯もままならない状態が続いていました。また、家屋の一部損壊などの被害もあり、矢本町、南郷町では、2世帯の会員が避難所や親類宅に身を寄せていました。
8月2日現在、会員の被害状況は軽傷者1人、家屋の一部損壊23軒となっています。
こうした状況の中で、同教会小牛田第一・第二支部は7月27日から29日まで、合同で炊き出しを実施。連日、約150から300個のおにぎりを被災会員に手渡しました。また、断水によって入浴や洗濯ができない会員のために小牛田法座所を開放しました。
さらに、宮城県災害対策本部の要請を受け、避難生活を送る被災者を会員宅に受け入れることを検討するほか、カウンセリングなどボランティアへの参加を呼びかけています。

(2003.08.08記載)