平成15年次の「お会式・一乗祭」が10月4、5の両日、大聖堂周辺で開催され、在京教会はじめ国内外の教会から会員約8000人が参加しました。今年は一乗万灯行進への参加が52団体と昨年より大幅に増え、独自性や地域色豊かな行進が繰り広げられました。このほか、広く市民が参加できる催しが数多く企画され、約5万4000人が「お会式・一乗祭」に足を運びました。
「お会式・一乗祭」は、「一乗~大らかに、夢、堂々」の精神のもと、会員一人ひとりが日蓮聖人の遺徳を偲ぶと共に庭野開祖を追慕讃歎し、法華経広宣流布の誓願を新たにすることを目的にしています。
10月4日は、『For Peace For Lives~いのちのおもさはみんないっしょ~』をテーマに「お会式・一乗祭」の開会式が普門館大ホールで開かれ、約4500人が参加しました。イラク国内の状況を紹介するVTRの上映や、本会と協力関係にある4団体(特定非営利活動法人ジェン=JEN、JHP・学校をつくる会、日本国際ボランティアセンター、シャンティ国際ボランティア会)の代表者による活動報告などが行われました。また、平和を祈るコンサートとして、元『Hi-FiSet』のメンバー、山本潤子さんが『翼をください』など7曲を情感豊かに歌い上げました。
10月5日に行われた一乗万灯行進に東京教区のほか全国13教区、海外を含む52団体が単独、または合同で参加。函館教会は地元の夏祭りで有名な「イカ踊り」を取り入れた行進を披露し、観客から大きな喝采を浴びました。浜松教会は、壮年部員を中心に勇壮な「激練」を繰り広げました。海外からは台湾やバングラデシュなど2教会2拠点の会員が参加しました。
一乗万灯行進の最後に、庭野会長が本部班を先導する形で大聖堂正面玄関から法輪閣駐車場まで行進しました。
閉会式・追い込みで、あいさつに立った庭野会長は、「異体同心で躍動する皆さんの姿を拝見して、本日はたくさんのエネルギーを頂きました」と参加者の意気込みをたたえました。
一方、広く市民にも楽しめる催しが今年も大聖堂周辺で多数実施されました。大聖堂東駐車場では、全国各地の特産品を即売する「一乗物産展」が開かれ、32店舗が出展しました。子供を対象とした「キッズランド」では、アトラクションを開催。佼成学園グラウンドには熱気球体験コーナーが設置され、約330人の子供たちが地上25メートルの世界を体感しました。また、戦隊ヒーローショーが大聖ホールで開かれるなど、親子で催しを楽しみました。
今年は全国の教会を代表して大和教会の万灯が「一乗宝塔」脇に奉納され、同教会壮年部員66人が4日午後4時から5日午後4時まで、交代で「一乗宝塔」と万灯を「お守り」しました。
このほか、「お会式・一乗祭」の写真コンクール(募集要項別掲)を実施。一般観覧者用の桟敷席を設置するなど参加者の要望に合わせた取り組みも行われました。
なお、一乗万灯行進の模様は、インターネットの本会ホームページ上で静止画ライブ中継されました。
(2003.10.10記載)
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