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2004年10月18日 平成16年度新宗連全国総会

新宗連(新日本宗教団体連合会、庭野日鑛理事長)の「平成16年度全国総会」が10月18、19の両日、福井県あわら市内のホテルで開催され、理事、評議員、監事、各総支部会長、同事務局長、オブザーバーなど110人が参加しました。本年6月、庭野会長が第5代の新宗連理事長に就任して以降、初の全国総会となります。本会からは、庭野会長はじめ、山野井克典理事長、松原道雄外務部長、各総支部の役員を務める教区長、教会長らが出席。庭野会長は、全国総会の中で、全国総支部会議、正副理事長会議、学習会、評議員会、理事会などにすべて出席し、理事会では約2時間にわたって議長を務めました。

庭野会長が新宗連理事長に就任して初の全国総会では、深田充啓・前理事長(円応教教主)を名誉理事長に推戴。副理事長を務める宮本丈靖・妙智會教団会長、御木貴日止・パーフェクト リバティー教団教主に加え、佐原慶治・妙道会教団会長、岡野聖法・解脱会法主が副理事長に選出され、庭野理事長を軸とした新体制が誕生しました。
全国総会は18日午後、全国総支部会議が開かれ、新宗連が本年1月から3月まで実施した「生かされている地球にありがとう――身のまわりの電力ダイエット運動(略称・電力ダイエット運動)の成果、課題などが検討されました。
翌19日には、学習会がもたれ、平野武・龍谷大学法学部教授が『憲法改正問題をめぐって』と題して講演。自民党の憲法調査会などが進めている憲法改正の動きに関し、問題の背景、論点、宗教者の役割などを多面的に解説しました。
このあと開かれた「第23期第2回評議員会」では、冒頭、庭野理事長が、「6月に理事長という大役を頂いて以来、副理事長、常任理事をお務め頂いているご教団を訪問し、少しづつご縁を深めているところです。ご協力をお願い申し上げたい」とあいさつしました。議長は、女性として初めて総支部会長に就任した友方成江・本会金沢教会長が務めました。席上、庭野理事長が、深田前理事長を名誉理事長に推薦。満場一致で承認されました。また平成17年度の全国総会が奥羽総支部(矢野泰弘・総支部会長=本会奥羽教区長)の受け入れによって開かれることが決まりました。
「第23期第2回理事会」では、議長を務めた庭野理事長が、佐原・妙道会教団会長、岡野・解脱会法主を副理事長に推薦。満場一致で承認されました。さらに平成16年度補正予算が審議されたほか、憲法改正の動きを正確に把握するため、新宗連内に「憲法研究会」を設置することが合意されました。各委員会・機関からは、「臓器移植法」改正、公益法人制度改革への対応などについての報告がなされました。

(2004.11.05記載)