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2004年10月28日 新潟県中越地震に関する本会の対応

10月23日に発生した「新潟県中越地震」に関し、本会の対応と被災地本会施設に関する状況をお知らせいたします。
10月24、25日に被害の大きい十日町・越後川口教会に本部スタッフ数名を派遣し、復興作業にあたりながら、現状の把握と現地のニーズを調査中です。
また、被災地本会施設は会員や地域住民の皆さまの避難所としても利用されています。

1.支援の進捗状況と今後の対応

(1)災害対策本部の設置
24日、山野井理事長を本部長として、本部内に災害対策本部を設置。新潟教区内に本村教区長を本部長として、現地対策本部を設置。被災地区の包括教会内に教会長を中心とした救援本部を設置しました。
(2)義援金について
日頃より会員の皆さまにご協力を頂いております一食平和基金より、特に被害が酷かった市町村に対して義援金を支援させて頂きます。
(3)救援物資について
各方面からのご支援により、現在のところ食料・水・生活用品等の物資は、充分確保されており、適宜供給が行われています。
引き続き、直接教会道場へ搬送されると現地が混乱いたしますので、ご遠慮ください。
 
(4)ボランティアについて
現地の要請に応じて出発できるように、佼成病院の医師団およびカウンセリング相談員の派遣準備を整えました。
また、会員によるボランティア隊の編成については、現地の状況を確認しながら必要に応じて体制を整えます。
(5)その他
現地状況の詳細が確認され次第、順次情報を更新いたします。

2.被災本会施設に関する状況

【生誕地道場】
生誕地道場では、地震発生当時、教育が行われていました。受講者33名、全員ケガはなく無事でした。翌24日中に十日町市内へ移動し、無事帰宅されています。
十日町市内からの道路が寸断されており、道場周辺の山で、崖崩れも確認されているため出入りが禁止されています。
生誕地道場の建物にも被害がある状況です。
【十日町教会】
ライフラインは徐々に復旧しており、食料等の物資は充分に確保されています。地震発生直後、教会道場に避難していた会員・地域住民も徐々に自宅へ帰り始めていますが、現在約200名の方が避難所として利用しています。
【越後川口教会】
現在もライフラインはストップしています。食料の搬送も困難な状況が続いていますが、本部職員や会員で適宜供給しています。食料は充分確保されおり、生活用品も現地の要望に応じて供給しています。現在約50名の方が避難所として利用しています。

※27日10時40分におこった震度6弱の余震による二次災害は特にないようです。
※新潟、佐渡、水原、新津、寺泊、長岡、柏崎、上越教会は、ライフラインがストップしている地区もありますが、特に大きな被害はないようです。
※現在も被災地区の電話回線は混みあっておりますので、各教会へのお問い合わせはお控えください。
※十日町・越後川口教会の他、被災されている会員さん方の安否確認がおこなわれております。

(2004.10.28記載)