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2005年06月18日 第3回「ダーナ塾」開催

『ゆとり』『気づき』『斉家』をテーマにした壮年部員対象の団参「ダーナ塾」(第3回)が6月18、19の両日、普門館と第二団参会館で開催され、全国29教会から910人が参加しました。
18日には開幕セレモニーに続き、普門館で『生きることは分かち合うこと』をテーマに映画監督である千葉茂樹氏の講演が行われました。

千葉氏は庭野日敬開祖との出会いが縁となり、後にマザー・テレサの撮影をすることになった経緯を報告。講演の中で、インドの最下層の人々に献身的に奉仕するマザー・テレサらシスターたちの記録映像を上映し、「本当の愛とは、自分を犠牲にして相手に捧げること」というマザーの言葉を紹介しました。その上で、「家庭で本物の愛を学んだ子供は、それを自らの家庭や社会の中で実行する人間になると教えられました。だから、家庭生活が大事なのです」と父親の役割の大きさを語ると共に、分かち合って生きる中に本当の幸せがあると強調しました。
このあと、参加者は第二団参会館に移動し、「心のせんたくプログラム」に参加。講演や研修、写経、気功などに臨みました。
翌19日には、普門館で式典が開催された。読経供養に続き、代表者が体験説法を行いました。
続いて、酒井教雄参務が『斉家――自らが安らぎの灯となろう』をテーマに講演。夫婦円満がぬくもりのある家庭の第一条件と語ったあと、「人生には、災難や『まさか』と思うようなことがあります。それを真正面から受け止め、一家の大黒柱としてくじけることなく、家族のために一生懸命に生きる。その姿を通して、子から『父のようになりたい』と言われるような生き方をしていくことが、教えを頂いた佼成会の男性の生き方であると思います」と述べました。

(2005.06.24記載)