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2005年08月04日 ベンドレイ事務総長がWCRP8の概要を説明

来年8月に京都で開催されるWCRP8(第8回世界宗教者平和会議)の概要説明会が8月4日、普門館国際会議室で開催され、WCRP国際委員会のウイリアム・ベンドレイ事務総長が講演しました。宗教者ら約70人が参加しました。

冒頭、山野井克典理事長(WCRP日本委員会財務委員長)があいさつし、「世界大会に向け、宗教者同士が力を合わせて歩んでまいりたい」と述べました。
基調講演を行ったベンドレイ事務総長は、次回大会が京都で開催されることについて、「世界の宗教者にWCRP誕生の地を味わってもらうことは大変意義深い」と指摘。その上で、現在世界が直面する紛争や貧困、不平等、環境破壊などの背景にはすべて暴力が存在するとし、「世界大会では、暴力に立ち向かい、平和と安全を実現するため、宗教者としての具体的な方策を見い出したい」と抱負を語りました。
また、ベンドレイ事務総長は、世界各地に存在するさまざまな諸宗教共同体と連携し、それらの自主性、独自性を尊重しながら諸宗教評議会(IRC)と位置づけ、ネットワーク化を図っていく展望を示しました。

(2005.08.19記載)