News Archive

2005年11月04日 パキスタン地震災害に立正佼成会一食平和基金から追加支援

立正佼成会一食平和基金運営委員会(委員長=松原通雄外務部長)はこのほど、パキスタン地震の被害に対する追加支援を決定しました。

支援金を寄託するのは、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)、新宗連(新日本宗教団体連合会)、WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会の3団体。
地震発生から3週間を経た現在、パキスタン、インド両国での死者は5万人に達したと報じられています。パキスタン政府によると負傷者は同国内で約7万人。被害状況が把握できない地域もあり、今後、さらに死傷者が増加する可能性が高いとしています。
UNHCRは、25年前からパキスタン国内でアフガニスタン難民を対象に支援活動を展開しています。10月8日に発生した地震を受け、同団体では、すでにアフガニスタン難民、パキスタン人の被災者10万人分の家族用テントや毛布などを支援。今後も140万人を対象に生活必需品の配布をはじめとする支援活動を行う予定です。同委員会では、こうしたUNHCRの活動に200万円を支援します。また、併せて新宗連、WCRP日本委員会にそれぞれ50万円を委託することになりました。
同委員会ではすでに「特定非営利活動法人ジェン」に700万円を支援しており、今回と合わせ、総額1000万円がパキスタン地震の被災者支援に充てられます。

(2005.11.04記載)