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2005年12月06日 山野井理事長、深大寺の谷住職と懇談

天台宗深大寺(東京・調布市)の谷玄昭住職が12月6日、本会を訪問、山野井克典理事長と事務庁舎で懇談しました。

谷住職は今年8月21日から25日まで滋賀県大津市の天台宗東南寺で行われた「戸津説法」(主管=天台宗、比叡山延暦寺)の説法者に選ばれ、5日間にわたり法華経の説法を行いました。
「戸津説法」は、伝教大師・最澄が両親への孝養として、村人に対し法華経を説いたのが始まりとされます。天台座主への登竜門とされる同説法に、深大寺と交流のある調布教会会員も出席。谷住職の説法を聴講しました。
谷住職は懇談の冒頭、戸津説法に参加した会員への感謝を述べました。また、説法の中で法華経の「薬王菩薩本事品」に出てくる焼身供養に触れたことを紹介し、「平和を口で言うのは簡単ですが、身を焼いて法に順ずるという覚悟まではなかなかできないものです」と語りました。
山野井理事長は「大役を終えられてほっとされていることと思います。本会の会員も貴重な機会に参加させて頂き喜んでおります」と述べました。

(2005.12.16記載)