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2006年03月21日 WCRPVIII開催を控え「開祖さま顕彰と宗教協力に関する学習会」各地で実施

「開祖生誕100年」を迎え、WCRPVIIIの開催が8月に迫る中、各地で「開祖さま顕彰と宗教協力に関する学習会」が活発に開かれています。宗教協力に尽力した庭野開祖の足跡を学び、あわせて地域での宗教協力推進や会員一人ひとりの取り組みを確認する機会と位置づけられ、多くの会員が教区・教会単位で参加しています。

同学習会は、「開祖生誕100年推進本部WCRP参画推進部会事務局」(外務部、青年本部で構成)の企画によるもの。昨年6月の小倉教会を第1回に、これまで全国40教会で教会幹部、青年部員、一般会員を対象に実施されてきました。同事務局では、要請に応じて外務部や青年本部から講師を派遣。諸宗教との対話につとめた庭野開祖の「願い」を、会員一人ひとりが自らの願いとするための具体的な取り組みについて解説します。
福岡教会でも3月21日、神谷昌道・外務部次長を講師に迎えて学習会を開催。『地域でキラリと光る宗教者となる』をテーマに、VTRや小冊子を使った研修が行われました。神谷次長は、「開祖さまは、一人ひとりの救済と世界平和に同時に取り組まれました。その願いを受け継ぐ私たちが、WCRPVIII開催を機縁として自らの信仰を深め、さまざまな宗教者と手を携えて一仏乗の精神を体現していきましょう」と語りました。
参加者からは、「まず自分自身が宗教協力活動の"主人公"となることが大切だと実感しています。学習会を通じて地域の防犯や通学児童へのあいさつ励行など、身近な実践のアイデアが生まれてきました」といった感想が寄せられました。
既に学習会を開催した教区・教会では、参加者が受講内容を分かち合い、学びの輪を広げています。また、地域の諸宗教者とつくる「宗教者懇話会」活動の充実、WCRPVIIIの成功に向けた祈願供養や大会PRを企画するところもあります。さらに各地の青年部では、5月の「青年の日」に合わせた具体的な宗教協力活動を呼びかける気運も高まっています。学習会は今後、6月末まで順次行われます。

(2006.03.31記載)