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2006年05月31日 本年次「アフリカへ毛布をおくる運動」終わる

4月1日からスタートした「アフリカへ毛布をおくる運動」(主催・同運動推進委員会)の収集期間が、5月31日に終了しました。22年目を迎えた今年、ゴールデンウィークや青年の日を中心に、全国各地で会員による積極的な啓発、収集活動が展開されました。

全国各教会で収集された毛布は、それぞれ発送作業を終え、横浜市鶴見区にある日本通運株式会社の倉庫に届き始めています。会員の地道な活動と市民の協力で今年も、数多くの毛布が寄せられました。
収集期間中、全国各教会では、戸別訪問や街頭でのチラシ配布を行い、毛布の提供を呼びかけた。また、広報車や地元マスコミなどを通じPRにも力を注いできました。
塩山教会は、地元のテレビやラジオの番組で同運動を紹介したほか、銀行の店内でパネル展を実施しました。八代教会は、環境美化も考慮し、アルミ缶を回収して毛布の輸送費に当てる活動を展開。ラジオやミニコミ誌、広報車などで市民に毛布とアルミ缶の提供を求めました。中央、西条をはじめとした教会は、寺社や新宗連(新日本宗教団体連合会)加盟教団などに協力を呼びかけました。
収集期間終了直前まで、市民に協力を訴えたのは朝霞教会。年間を通して「明るい社会づくり四葉の会」と合同で運動を展開する同教会は、収集期間最後の日曜となった5月28日、公園やスーパーなど10カ所で毛布の回収とメッセージ付け、梱包作業などを行いました。
今年は、期間前の3月半ば、TBSテレビの番組「サンデー・ジャポン」で同運動が紹介されました。同運動の事務局とホームページには、番組終了直後から電話やEメールによる問い合わせが殺到。特にホームページへのアクセス数は、放送当日だけで約1万3000件に上り、3月末時点で2万5000件近いアクセスがありました。市民だけでなく、複数の企業や学校などからも毛布の規定や輸送費に関する質問、協力を伝える連絡が相次ぎました。
全国で集められた毛布は今後、7月に開かれる運営会議で配布国が決定されます。現地受入団体との調整を経て、順次各配布国に向けて出航する予定です。

(2006.06.02記載)