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2006年07月14日 「世界サンガ結集参拝」概要決まる

世界の会員が一堂に会する「世界サンガ結集参拝」が10月13日から15日まで、大聖堂、普門館などを会場に開催されます。開祖生誕100年記念参拝の一つとして行われるものです。法華経の精神と庭野開祖の生涯、生き方を確認し、世界への布教伝道に向けた新たな出発点とするのが目的。海外7教会、7拠点(本部直轄)、1姉妹団体から約1500人の会員が参加する予定です。

世界の会員が本部に集うのは、平成3年の「第1回世界サンガ結集団参」、「第2回世界サンガ結集団参」(同7年)、「一乗結集団参」(同13年)に次いで4度目。参加人数はこれまでで最大規模になります。
同参拝は10月13日、普門館で行われるオープニングで開幕。翌14日午前に大聖堂で「世界サンガ結集記念式典」が開催され、夕方からは会場を普門館に移し、「世界サンガ結集大会――お会式・一乗祭前夜祭」が行われます。
15日、海外会員たちは5隊に分かれて「お会式・一乗祭」の「一乗万灯行進」に参加するほか、「一乗物産展」では各国の名産品を持ち寄り「海外物産展」を開く予定です。
現在、各教会・拠点ではご命日参拝や日々の手どりを通して参拝への参加を呼びかけているほか、庭野開祖の生涯や願いを学び、生誕100年の年に世界のサンガが集う意義を確認する研修会を行っています。併せて、お会式・一乗祭で披露する地域性を生かしたパレードや、海外物産展の準備を進めています。
なお、同参拝に先立ち、8月11日から13日まで、日本と海外教会・拠点をインターネットで結び、青年部員同士が世界に向けた布教伝道や平和貢献のあり方について話し合う「ワールドユースミーティング」が行われます。
「世界サンガ結集参拝」の概要は下記の通り。

【日時、場所】
10月13~15日。大聖堂、普門館など

【内容】
《1日目(10月13日)》
9時=オープニング/各教会・拠点紹介など(普門館)。
10時=本部施設自由参拝
《2日目(10月14日)》
9時=世界サンガ結集記念式典/奉献の儀、読経供養(12カ国語)、体験説法など(大聖堂)。
13時=選択プログラム。
16時=世界サンガ結集大会――お会式・一乗祭前夜祭/海外布教の歴史を紹介するビデオの上映、各国文化・芸能の披露など(普門館)。
《3日目(10月15日)》
11時=お会式・一乗祭の一乗万灯行進参加、海外物産展。

■「『世界サンガ結集参拝』に向けて」川本貢市・本部教務部次長(国際伝道グループ)

10月に行われる「世界サンガ結集参拝」には、国や民族、言語の違いを超え、世界の会員が参加します。この参拝を通して特に開祖さまの生誕100年を海外と日本の会員が共にお祝いさせて頂きたいと願っています。そのために、国内の会員も参加しやすいような企画を考えさせて頂いているところです。
私自身、海外会員と触れ合うたび、教えを真剣に求める姿や純粋さなど、多くのことを学ばせて頂いています。今回の「世界サンガ結集参拝」では国内の会員も海外の方々と積極的に触れ合う機会を持って頂き、国の枠を超え、お互いに刺激し合い、学び合って頂ければと思います。そして、参加者全員で開祖さまの生き方、願いを確認し、家庭や職場など日々の生活の場で教えを実践させて頂きましょう。
世界では今、多くの人が仏教の教えを求めていると言われています。その点からも、佼成会は世界でとても重要な役割を担っていると思います。世界にこのみ教えをお伝えするのだという大志を持つならば、サンガの輪は世界万国に広がっていくでしょう。
海外と日本の会員にとって、今回の「世界サンガ結集参拝」が、仏さまの教え、法華経の精神を世界の人たちに伝えていく布教伝道に向けた新たな出発点となることを願っています。

(2006.07.14記載)