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2006年08月22日 ハッサン・ヨルダン王子が本会を訪問

WCRP(世界宗教者平和会議)国際委員会実務議長のエル・ハッサン・ビン・タラール・ヨルダン王子が8月22日、夫人のサルワット王子妃、姪のライア王女、サミール・ナウーリ駐日ヨルダン大使と共に本会を訪れました。

大聖堂正面玄関で庭野会長の出迎えを受けたハッサン王子をはじめとした一行は、大聖堂4階ホールで歓迎式典に臨みました。ホールに集まった東京教区の会員400人を前に、川端健之外務部長がハッサン王子のプロフィルを紹介。会員の代表が「第8回WCRP世界大会の成功を祈念します」と歓迎の言葉を述べました。ハッサン王子はあいさつの中で、中東の現状、日本の国際的な立場に触れながら、本会の市民社会での貢献に期待を寄せ、「少数派の意見を尊重していかなくてはなりません」と宗教者としての姿勢を示しました。
このあと、6階特別応接室で庭野会長は佳重夫人と共に、ハッサン王子一行と懇談しました。山野井克典理事長、川端部長が同席しました。庭野会長があらためて歓迎の意を表し、「WCRP世界大会を楽しみにしております」と語りました。ハッサン王子は、日本の国際的な役割に触れ、「世界の中で、人間の尊厳を橋渡しできるイニシアチブを発揮してほしい」と期待を語りました。さらに、自身が今後に予定している国際的な平和活動の計画の一端を紹介しました。

(2006.09.01記載)