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2006年08月31日 明社全国研究集会

「明るい社会づくり運動全国研究集会」が8月31日、9月1日の2日間、普門館で行われました。同運動提唱者の庭野日敬開祖の生誕100年記念事業として行われたもので、運動理念を確認し合うとともに、全国各地で展開される事業の情報交換などを目的とします。約200人が参集し、多湖輝氏(東京都・心の東京革命推進協議会会長、千葉大学名誉教授)の基調講演、パネルディスカッションなどに臨みました。

『心の東京革命から、いま発信―地域が変われば日本が変わる』をテーマに講演した多湖氏は、「日本の最大の問題は家庭(にある)」として、親自身の人間的な成長や乳幼児への接し方など家庭教育の重要性を強調しました。
パネルディスカッションには、特定非営利活動法人アムダ(AMDA)の菅波茂理事長、学校法人清風学園の平岡宏一専務理事、山野井克典・立正佼成会理事長が登壇。豊田雅行・同明社常務理事をコーディネーターに、今後への提言について意見を交わしました。
この中で山野井理事長は「庭野開祖の願いは、大勢の人の救われ、つまり心を豊かにすること」と提唱の理念を確認。さらに、人格の向上につながる活動、女性の声の反映、高齢社会での役割など、時代にあった活動展開に期待を寄せました。
このほか研究集会では、東京都の地区明社によるアフガニスタンでの小学校建設、「子供による・未来のための・子供の運動」への支援などが紹介されました。

(2006.09.08記載)