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2006年09月01日 ゆめポッケ終わる

本会の小・中学生が中心となって6月1日から取り組んできた「ゆめポッケ・キッズキャンペーン」(主管=青年本部、外務部)が8月31日に終了しました。紛争や対立で心に傷を負った世界の子供たちに、玩具や文房具を入れた袋(ポッケ)を届ける同キャンペーンは今年で8年目。各家庭、教会で中身の収集や手づくりカードの作製が行われました。キャンペーン終了間近の8月下旬には、多くの教会でポッケの箱詰め作業や発送式が行われました。

目黒教会は8月20日、教会道場で「ゆめポッケ発送式」を実施、会員450人が参加しました。少年部員導師による読経供養に続き、ポッケ作りに取り組んだ親子の説法が行われました。おもちゃのボールをポッケに入れた部員の1人は、「ポッケを受け取った子と、いつかいっしょに野球ができるようになればいいなと思います」と発表しました。
宇都宮教会では24日、教会道場で少年部員と保護者ら96人が発送式を開催。各家庭から持ち寄った135個のポッケを箱に詰め、トラックに積み込みました。報告会では、参加者代表が「お父さんから『世界には、ごはんを食べられない人がたくさんいるんだよ』と教えられ、残さず食べるようになりました」など、ポッケを通して学んだことを発表しました。このほか、8月末にかけて大和、千葉、甲府、浜松、久留米など多くの教会が、箱詰め作業や配布国の説明会などを行いました。
教会で集められたポッケは、日本通運株式会社の倉庫に集積された後、検品・梱包作業を経て貨物船で輸送。現地NGO(非政府組織)や国連機関を通して紛争地などの子供たち(英国・北アイルランド、アゼルバイジャン、レバノンその他)に手渡される予定です。

(2006.09.01記載)