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2006年10月19日 「開祖記念館」開館記念、講演会・見学会を開催

佼成文書館による「講演会・開祖記念館見学会」が10月19日午後、法輪閣で行われました。今回の講演会と見学会は「開祖生誕100年」と開祖記念館の開館を記念して開催されたものです。全国歴史資料保存利用機関連絡協議会関東部会や企業史料協議会に加盟する法人などから30人が参加しました。

当日は、遊行寺宝物館の高野修副館長が『宗教教団におけるアーカイブズとミュージアム――立正佼成会開祖記念館の開館を祝して』と題して講演。この中で、高野氏は、佼成文書館が宗教界では日本で最初の文書館であることを紹介し、「史料というのは偶然に残ったのではなく、残るべくして残ったのだと考えています」と語り文書館の意義を強調しました。その上で、本会が庭野開祖の映像や法話の録音、直筆の原稿、資料文献やメモ、また会員の記録を保存していることに触れ、「立正佼成会では、あらゆるメディアを利用して布教活動され、それをきちんと保存されていることに驚きました。史料を収集し、整理し、保存するといった蓄積や、地道な文書館の活動があったからこそ開祖記念館が開館できたと思います」と語りました。
このあと、参加者は開祖記念館を見学しました。

(2006.11.02記載)