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2006年10月23日 WCRP日本委員会が理事会・評議員会を開催

WCRP(世界宗教者平和会議)日本委員会=庭野日鑛理事長=の「第92回理事会・第89回評議員会」が10月23日午後、奈良県奈良市の華厳宗大本山・東大寺で開催され、56人の理事、評議員(委任状提出者を含む)が参加しました。本会からは、庭野会長をはじめ、山野井克典理事長、川端健之外務部長らが出席しました。

理事会・評議員会では、冒頭、会場を提供した森本公誠・東大寺別当(華厳宗管長)、庭野理事長があいさつ。その中で庭野理事長は、8月に開かれた第8回WCRP世界大会に触れ、「理事、評議員の皆さまによるご支援、ご協力のお陰さまで大会を終了することができました」と謝意を表しました。
審議事項の中では、第8回WCRP世界大会の概要を改めて振り返った上で、マスコミへの非公開プログラムが多かった点などについて意見が出されました。平成19年度の事業計画に関しては、世界大会開催に向け一時縮小されていた部会・活動部会の事業再開が話し合われました。
役員人事も審議され、評議員を務めていた樋口美作師(日本ムスリム協会名誉会長)が退任し、新たに徳増公明師(日本ムスリム協会会長)が就任することが承認されました。また米国、中国、韓国の各委員会から、日本委員会との交流を促進したいとの要請がなされていることについて、前向きに対応していくことで意見が一致しました。このほか、各委員会、部会の活動報告が書面でなされました。
なお参加者は、会議に先立ち、大仏殿を参拝しました。

(2006.11.02記載)